トタン屋根の雨漏りは、放置すると深刻な被害につながる可能性があります。
自分で修理しようと思っても、どこをどのように直せば良いのか、適切な方法がわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トタン屋根の雨漏りを防ぐために、まず自分でできる応急処置の方法を紹介します。
トタン屋根の雨漏りを防水テープで応急処置する場合、まず破損箇所を特定することが重要です。
トタン屋根は、鉄板に亜鉛メッキを施した上に塗装を施した構造です。
経年劣化や傷によって塗装が剥がれると、亜鉛メッキがむき出しになり、サビが発生しやすくなります。
サビが進行すると、鉄板に穴が開いてしまい、雨水が浸入しやすくなります。
トタン屋根は、軽い反面、耐久性が低いという側面も持ち合わせています。
そのため、経年劣化や強風によって、軒先のつなぎ目が剥がれてめくれ上がってしまうことがあります。
めくれ上がった箇所は隙間となり、そこから雨水が浸入しやすくなります。
防水テープは、雨漏りを一時的に止める効果はありますが、根本的な解決策ではありません。
そのため、防水テープを使用する際は、以下の点に注意する必要があります。
・破損箇所にしっかりと密着させること
・防水テープの端が剥がれないように、しっかりと固定すること
・防水テープが劣化しないように、定期的に交換すること
トタン屋根の雨漏りを防水テープで応急処置した後も、放置しておくとさまざまなリスクが潜んでいます。
雨漏りが放置されると、天井裏に水が溜まり、カビや腐食が発生する可能性があります。
その結果、天井にシミや剥がれが生じ、見た目に悪影響を与えるだけでなく、天井の構造自体が弱くなってしまう可能性があります。
雨漏りは、シロアリにとって格好の住処となります。
雨漏りによって湿気が高くなると、シロアリは木材を食い荒らし、家の構造を損なう可能性があります。
雨漏りによって電気配線に水が触れると、漏電が発生する危険性があります。
漏電は感電や火災の原因となるため、非常に危険です。
雨漏りは、家財にも被害をもたらします。
家具や家電製品が濡れることで、変色や劣化が発生する可能性があります。
また、漏電の危険性も高まります。
トタン屋根の雨漏りは、放置すると深刻な被害につながります。
防水テープで応急処置をした場合は、すぐに専門会社に相談し、適切な修理を行うようにしましょう。
専門会社に依頼することで、雨漏りの原因を特定し、根本的な解決策を見つけられます。
また、雨漏りの予防策として、定期的な屋根の点検を行うことも大切です。
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