「家のメンテナンスに挑戦したいけど、コーキングとシーリングの違いがイマイチよくわからない」
そんな悩みをお持ちの方へ。
この記事では、コーキングとシーリングの違いを解説し、用途別に適切なシーリング材の選び方を紹介します。
「コーキング」と「シーリング」は、どちらも隙間を埋めるための材料として使われますが、実は厳密には異なるものです。
コーキングとは、主に建築物の外壁や窓サッシなどの目地を埋めるために使用される、弾性のある材料のことです。
一方、シーリングは、コーキングよりも幅広い用途で使用され、防水性や気密性、断熱性などを高めるために使用されます。
どちらも同じように隙間を埋める材料として使われますが、コーキングは主に外壁や窓サッシなどの目地を埋めるために使用されるのに対し、シーリングはより幅広い用途で使用されます。
つまり、コーキングはシーリングの一種と捉えることもできます。
コーキング材は、その用途によって様々な種類があります。
ここでは、代表的な3つの場所における適切なシーリング材の選び方について解説します。
外壁や窓サッシ・玄関まわりなど、屋外で使用される場合は、変性シリコン系シーリング材がおすすめです。
変性シリコン系シーリング材は、シリコン系シーリング材に比べて耐候性や耐久性に優れているため、屋外での使用に適しています。
また、塗装にも対応しているので、後から外壁を塗装する際にも問題ありません。
換気扇の排気口や配管など、屋内と屋外を繋ぐ部分には、変性シリコン系シーリング材が適しています。
変性シリコン系シーリング材は、耐久性が高く、屋外で使用される場合でも問題ありません。
また、塗装にも対応しているので、後から排気口や配管を塗装する際にも問題ありません。
お風呂・キッチン・洗面台など、水回りで使用される場合は、シリコン系シーリング材がおすすめです。
シリコン系シーリング材は、耐水性に優れているため、水回りでの使用に適しています。
ただし、カビが生えやすいという欠点があるため、防カビ剤配合のシーリング材を選ぶようにしましょう。
コーキングとシーリングは、どちらも隙間を埋めるために使用される材料ですが、用途によって適切なシーリング材は異なります。
外壁や窓サッシなど、屋外で使用される場合は、変性シリコン系シーリング材がおすすめです。
排気口や配管など、屋内と屋外を繋ぐ部分には、変性シリコン系シーリング材が適しています。
お風呂・キッチン・洗面台など、水回りで使用される場合は、シリコン系シーリング材がおすすめです。